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みみより情報

アレルギー性鼻炎

どんな病気ですか?

人の体内になじまない異物(抗原)を鼻の外に追い出そうとする防御反応の一つで、その反応が強い人は激しい症状 (くしゃみ・鼻水・鼻づまり等)をあらわし、苦痛となります。
また、鼻血がでやすくなったり、物のニオイがわからないといった症状が現れます。

検査などはありますか?

検査には血液中の抗体の量を測って病気の有無や程度を調べるRAST測定という検査があります。
当院ではダニ・ハウスダスト・シラカンバ・カモガヤ・ヨモギの5種類を行っており、ご希望により5種類以外の測定も随時行っております。

治療法はありますか?

まず、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状が出たときに何が原因なのかを調べることが重要です。その結果によりメディカルケアが必要となる場合があります。
メディカルケアの内容として、アレルギーをおこしやすい体質を変える減感作療法や、抗アレルギー剤の内服・点鼻薬の使用、手術療法などが上げられます。
減感作療法、薬の服用、手術に関しては診察時、担当医師にご相談下さい。

花粉症予防対策(セルフケア)について

花粉症は一度発症すると、毎年繰り返すようになります。花粉症対策の基本はなるべく花粉に接触しないことです。
また、日頃からの心身の鍛練も大切です。
詳しい対策内容につきましては、パンフレットをご用意 しておりますので、医事課窓口にてお申し付け下さい。

年間に飛散する代表的な花粉

【カバノキ科】シラカンバの雄花
シラカンバ花粉症の人がリンゴやサクランボなどの果物を食べると口がかゆくなるなどのアレルギー症状が出ることがあることも特徴。
花粉飛散時期 5月上旬〜6月上旬
【カバノキ科】ハンノキの雄花
シラカバと同じカバノキ科に属する植物であり、共通の抗原を持つことからシラカバ花粉症の人の中にはハンノキの花粉でも症状の出る人がいます。
花粉飛散時期 3月下旬〜4月下旬
【イネ科】カモガヤ
カモガヤの他にチモシー(オオアワガエリ)やスズメノテッポウなどがイネ科の植物として含まれます。
花粉飛散時期 5月末〜7月中旬
【キク科】エゾヨモギ
キク科の花粉と共通がありヨモギ花粉症の方はキクにも注意が必要です。同じキク科でブタクサがあります。
花粉飛散時期 8月上旬〜9月下旬

ハウスダストの紹介

【ハウスダスト】ダニ・カビ
室内塵(ほこり)のことを言う。塵の主な中身はフケ、アカ、食物繊維、ダニ、カビなど様々です。
この中で、もっとも 注意が必要なのはダニの抜け殻や死骸、糞です。

風邪、お薬について

  1. 風邪というのは、いわゆる風邪症候群をさしますが、学問的な病名ではありません。急性鼻炎、急性咽頭炎、急性気管支炎といった上気 道(空気を吸う所、鼻→咽頭→喉頭→気管支)の急性炎症を総称して一般的に風邪と言っています。
  2. ですから、いわゆる風邪薬というのは、1つのお薬ではありません。内科、小児科、あるいは薬局でいう風邪薬というのは、それぞれの炎症止めを総称して呼んでいるものです。
  3. 当院では、風邪に対しては、その症状に応じて
    • 鼻づまりには、鼻を出しやすくする薬
    • 鼻水が多い場合は、出にくくする薬
    • 咳には、咳止め
    • のど、お腹が痛い場合は、消炎鎮痛剤
    • 下痢があれば、止痢剤
    • 炎症が強ければ、抗生物質
    以上のお薬を選び、組合せて処方しています。
  4. 他の病院でお薬をもらっている場合には、何のためのどういうお薬か必ず聞くようにして下さい。できれば、メモにでもお薬の名前を書いてもらいましょう。
  5. お薬には、年齢や体重に応じた1日の量がそれぞれ決まっているので、同じ系統のお薬をだぶって飲むことは、体によくないのです。
  6. お薬の飲み方は必ず指示に従いましょう。例えば抗生物質は、血の中に一定の濃度を保つことによって、細菌をやっつける働きをするので、6〜8時間毎に、1日3〜4回飲むことになります。途中で1回飲まなければ、そのお薬の血中濃度は0になってしまい、効果がなくなってしまいます。他のお薬にもそれぞれ効果的な飲み方があります。
  7. 飲むお薬には、カプセル、錠剤、散剤、シロップの種類があります。お子さんの中には、カプセルが飲めない子、シロップが苦手な子等があると思いますので、そういう方は、先に診察室で医師の方へおっしゃってください。
  8. シロップは、変質の危険があるため、原則として5日迄しか処方できません。
  9. 散剤は、小さいお子さんでは、少量の湯ざましにといて飲ませることができます。さらに乳児では、極少量の湯ざましで、練って口の中に塗りつけてからミルク(母乳)を飲ませるとよいでしょう。
  10. 熱さまし、鎮痛のための屯服は、坐薬と内服の両方がありますので使い慣れてる方をおっしゃって下さい。但し、坐薬は下痢がある場合は使えません。

【質問コーナー】

問1 風邪をひいた時、お風呂に入ってもいいでしょうか?
答)  風邪には、何といっても安静が一番ですので、激しい運動は控えた方が良いでしょう。症状のひどい時は、入浴も控えた方が良いと思いますが熱がなく、ちょっと鼻、咳がある程度ではかまわないと思います。
問2 年中、鼻風邪をひいているようなんですが、何か良い治療法はありませんか?
答)  鼻風邪が長びいていると思っている方の中には、かなりアレルギー性鼻炎の方がいます。検査を受けてください。アレルギー鼻炎であれば、一般の風邪とは違う治療法があります。
検査の結果、やはりただの風邪であれば生活習慣を見直したり、身体を鍛えるため運動をする等が必要でしょう。

水泳と耳鼻咽喉科疾患について

最近幼少時のうちから、スイミングスクールに通うお子さんがふえ、学校でも夏には体育の一環として、水泳をとり入れている所が多い様です。水泳は、耳鼻科疾患にどのような影響を与えるのでしょうか?学会などでも今のところ定説はありません。当病院では、独自調査を行なっており、今までに得られた結果からは、特に悪影響を及ぼしている事はない様です。

水泳をしてはいけない時

  1. どんな病気でも急性期には、安静が必要ですが、耳鼻科疾患でも同じです。すなわち熱がある時、耳やノドが痛い時、セキがひどい時、膿性鼻汁が多量に出る時、病名で言えば、急性鼻炎、急性咽喉頭炎(これは言わゆるかぜの事ですが)、急性扁桃、急性副鼻腔炎などの時は、安静が第一ですので、急性期を過ぎるまで、個人差がありますが、一般的には、5〜7日間は水泳を休むべきでしょう。
  2. 慢性の病気であってもそれが急に悪くなった時、すなわち慢性中耳炎で止っていた耳だれが急に出てきた時や、慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の症状がおちついていたのが、急に鼻汁の量が増えたり、くしゃみが頻繁になったりした時は、急性期と同じにその症状がおちつくまで、5〜7日間は水泳を休むべきでしょう。
  3. 滲出性中耳炎で、チューブを入れた時は、チューブが鼓膜に安定するまでの3〜5日間は水泳を控えた方がよいでしょう。

水泳をしてもよい時

滲出性中耳炎、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎等の慢性疾患では、治療と平行して水泳を行なってもよいと思われます。

耳・鼻・喉のしくみ

耳のしくみ

鼻・喉のしくみ

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